自動運転と右直事故

本日もこちら。内閣府。

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桜の葉が多くなってきました。

自動運転の目的のひとつは、交通事故削減。
特に多い事故は、クルマが右折したときに横断中の歩行者をはねるケース。
そして、自動運転が不得意とするのは、クルマxクルマの場合の右直事故。
このふたつの根本的な原因は、交差点でそれぞれの動線が交わること。

だったらさ。

もんのすごいお金をかけて、もんのすごくむずかしいことやらずに、
歩車分離信号にして、右折、直進、左折を「赤信号+青矢印」で分けて、
動線を交わらせなければいいんじゃないの?

それで渋滞が起きるというのなら、
それこそ、コネクテッドカーやプローブ情報などのIT技術を使って、
渋滞の長さやクルマの数に応じて、信号の秒数をその都度変えて、
渋滞を最小限にするようにしたらどうなの?

そのほうが、よっぽど安心して、歩行者も障がい者も横断歩道をわたれると思うんですけれど、
どうなんでしょう。

研究調査報告会

本日は、国際交通安全学会の研究調査報告会です。

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経団連会館。いつきても、きれいです。

興味深かったのは、こどもの交通安全教育について。
フランスでは、小学校~中学校の授業に、組み込まれているとか。
日本も、そろそろちゃんと考えないとダメだと思います。
いまの教育でやったと言っている場合じゃないし。
いまのやり方で、このひどい現状なわけで、根本的な解決策が必要かと。

昔は、近所にうるさいおじちゃんがいて、怒られたものだけど、
最近は誰も叱ってくれません。
「生きるため」に学ぶものが、義務教育だというのなら、
交通安全(車内、歩行者、自転車)は、義務教育でちゃんと教えないと!

自転車の事故って、免許もっていない人のほうが多いんですよ。
子どもや障がい者など、道交法を学ぶ機会のない人が多いってこと。
文部科学省、本気で考えていただきたいです。

なにがなんだか

ブログを見るたびに、一週間が経過していて、
もう、なにがなんだか。
要領の悪い自分に落ち込むばかり。
2月っていつのまに無くなったんでしょう。
そう言っている間に、3月が終わりそう。

今夏出来の本の校正にいそしみ、
自動運転の会議で、イヤミな発言をし、
(*注。私は素直に言葉どおりのことを言っているつもりなのに、
どうも、そうはとられていないらしい、えーん)
業界の大先輩に、ものすごく温かな言葉をいただいて涙ぐんだ今週、
そして、本日は、水素です。

電波、通信、コンピュータ、コネクテッド、半導体……それだけでぱんぱんなのに、
化け学か……そろそろ行き倒れになりそうです。

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日本自動車研究所主催、水素のシンポ。
だけど、わかりやすい説明で、かなりわかった気が!(気のせい)

水素は産官学の連携がすばらしく、目指す北極星が見えている感じ。
いいなあ。自動運転はどうなるのかなあ。