9日~10日は、出張です。
でも、あまりにも楽しかったので、遊びにいった気分。
まだ情報公開できないので、すいませーん。
あとは、原稿を書くだけ。
がんばります。
経産省&国交省シンポジウム
午前中に講談社によった午後は、
経産省と国交省が主催する、
「自動走行の民事上の責任、および、社会受容性に関する研究」
シンポジウムです。
話題のテーマだけに、満席です。
早めに行って、前のほうの席とれてよかったー(PPTが見えにくいもんで)。
刑法=私と社会=懲役など
民法=私とあなた=賠償金
自動運転のクルマが事故を起こしたら責任はだれにある?
刑法でさばくと、自分に都合の悪いことは証言しなくていい、というルールのため、
本当の事故原因が見えてこない。
では、刑法なしで、民法だけでさばく?
でも、お金で解決できちゃうなら、保険でカバーできるから、
事故の原因となる無謀な使い方や整備不良などに対する
抑止力がなくなっちゃう。
んじゃやっぱり刑法?
でも、それだと製造物責任が問われた場合、
技術者が逮捕されて収監される。
だったら開発は遅れるし、そもそも技術者のなり手だっていなくなる。
むううー。
むずかしい。
クルマに関するいまの法律は、昭和40年代に作られたもの(らしい)。
でも、そのころ自動運転なんて概念すらなかったわけだから、
ツギハギのように運用するのに無理があるのかも。
新しい時代には、新しい法律。
いま、ロースクールに通うみなさん、ぜひ、発言を!
講談社
新刊「もしも病院に犬がいたら」
見本ができあがったので、青い鳥文庫編集部に、受け取りに。
編集部の入り口のところに、私が敬愛してやまない、
さかなクンさまのご著書「一魚一会」のための直筆ポスターが!
ベイリーとハンドラーさんに出会ったののは、
2011年3月10日のこと。
翌日に、東日本大震災が発災しました。
一日、ずれていたら小学館で出させていただいた、「ベイリー、大好き」の企画は、
なくなっていたかもしれません。
そして、6年後の同じ日に、青い鳥文庫から、
こどもたち用に書き直したこの本を出せること、
感慨深いものがあります。
こどもたちが笑っていられる世の中を
大人のひとりとして、しっかり作っていきたいと思います。