チャイルドシート、なぜ六歳未満?

週末もこもっております。脱走したい。

原稿を書きながらふと思いました。
チャイルドシートは、六歳未満の子供に着用が義務付けられていますが、
なぜ、六歳 なんでしょう?

クルマの後部座席のシートベルトは、身長135センチ以上(車種によりばらつきあり)に対応。
だとしたら、年齢ではなく、身長で義務を決めるべきなのでは。
もっといえば座高?
あ、うーん、それは大変だから、でも、少なくともやっぱり、年齢ではなく身長制限だと思います。
だって、同じ幼稚園の年長さんでも、体の小さい4月生まれの子は罰則がなくて、
体が大きくても10月生まれの子は、罰せられるのって、理解できないんですけれど。

こういう法律ってだれがどうやって決めるんでしょうね。
いかに現実と乖離したルールかって、効果評価ってしないんでしょうか。
=道交法は罰するためではなく、抑止力のためにあります。

いずれにしても、身長135センチ以下の人は、
学童用のチャイルドシートなどを利用しないと、安全性は確保できませんから、
保護者のみなさん、よろしくお願いします。

入学おめでとう。

小学校の入学式に潜入しました。

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寒い日が続いて、桜はこの日を待っていたかのように咲き誇り、ぴっかぴかの一年生を祝福!

幼い子供が交通事故でケガをすると、
どれだけ両親が、兄弟が、家族が、友人たちが、つらい思いをするのかを、
身にしみて感じた一年間でした。
小学一年生の、ぴかぴかの笑顔を見て、改めて自分の仕事の責任を感じます。

自動車メーカーのみなさん。
改めて、お願いします。
車内の子供の安全を、もっと真剣に考えてください。
後部座席のシートベルトは、身長135センチ以下ではなんの安全性もないばかりか、
凶器にもなりうることを知っていながら、
学童用のチャイルドシートの存在をカタログにはもちろん、
ディーラーでも伝えないその姿勢を、いつまで続けていくつもりなのか。

子供を傷つけること。
それはつまり、将来のユーザーを殺していることと同じです。

ライバル出現

児童書を書く上で、大切なのはリーダーをしっかり把握すること。
超ヒット作品をばんばん出されている先輩作家サマは、子供が集まる某所(企業秘密!)に行かれるそうな。
なるほどー。

人混みが苦手な私は、なかなかそういった場所に行けずにいるのだけれど、
今日はちびちびキッズとふれあう、とある機会をいただきました。

そこでプレゼントされたのがこれ。

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小学二年生作の、絵本。ストーリーそのものも、そうだけれど、ものすごいアイディア凝縮。
子供の柔軟性と発想力ってすごい! 負けそう。いや、負けている=落ち込み。

泣いたり笑ったりすねたり怒ったり、子供の表情はめまぐるしく変る。
でも、一番すごいと思ったのは、ありとあらゆる可能性を秘めているということ。
こういうキッズに向けて書く本は、負けないくらいの発想力で勝負しなくちゃと、改めて思うのでした。

みんな、またねー。また遊んでね!

クルマと弱者

ハイブリッドカーなど、エンジン音のしないクルマに音をつける。
そのパブリック・コメントの募集が国交省ではじまっています。

本気で意見を伝えたい人は、
国交省>自動車交通局>パブリックコメント、と、進んで、意見を提出しましょう!

ただし!

「案」が、同サイトに載っているので、それを熟読してからお願いします。
どういう経緯で、なにをしようとしているのか。
それを理解したうえでのご意見、お願いいたしますー。

私は、視覚障害者を第一に考え、という部分には大賛成です。
でも、それが、即、「音をつける」となるのは反対。
時間的に余裕がないのもわかっています。
次期プリウスは対応する、といって、開発もすすんでいるようですし。

でもね、あせってロクなことってありません。
そして、いちど決まった法律って、改めるのってすんごい大変なのですよ。
ゆえに、ジャーナリストのM氏もおっしゃっていましたが、
私も、「法律」でびしっといま、決めてしまうのではなく、
「見直し改善の余地のある、自主規制」のようなものに、するべきだと思います!

それにしても。

私は運転中、視覚障害者の方と、同じ道路上にいた経験はありませんが、
弱者優先は大賛成。
だけど、視覚障害者をここまで考えて、法律を決めようとしてくれる意気込みがあるのなら、

少子化、小児科医の激減、こども病院の不足、救命救急センターの体制不足……など、
これだけ子供の問題が山積しているくせに、
そして、視覚障害者よりも、子供の数のほうが、圧倒的に多いというのに、
クルマの安全について、まったく、クルマが対応しようとしないのは、なぜ?

だから、こもっているときは、理屈こきになるんですってばー。
終日、原稿書き。