カーシェアリングは悪か?

朝から原稿。
今月から原稿強化月間です。
でも、スケジュール帳を見ると、こもっている場合でもないような。

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そんな状況をいち早く察知した友人から、陣中見舞いが! 缶の厚みにご注目!
H&Yさん、ありがとうございます!

さて、先日、参加させていただいた国交省の安全技術シンポジウムのなかで気になる発言が。

「カーシェアリングが増えると、慣れないクルマで事故が増える」

というもの。でもそれ、ほんとですか?
レンタカーの事故が多いのかどうか。
新車購入直後の事故が多いのかどうか。
そのあたりを調べないと、「慣れない」=「事故増」とは、言えないと思ったり。

たとえ、レンタカーでの事故が多いとしても、
それはカーシェアと同様に考えるのは危険だと思います。
以前、私が取材した限りでは、
「だれが借りているのかわからないレンタカーに比べ、
会員制のカーシェアは、会員の顔がなんとなく想像できる環境のせいか、
みんなクルマをきれいに使ってくれる」とのこと。

慣れないぶん、慎重な運転になるのではないかと思ったり。
まあ、数字を見てみないと、なんともいえないんですけれどね。

K先生、試験パス、おめでとうございます~。心おきなく、泥酔してください(笑)=私信。

交通安全グッズ

取材日。
たくさんの質問をたずさえ、いろいろ話をうかがわせていただきました。
この成果は、来春、発表させていただきます!←宣言……しちゃって、大丈夫か、私?

さて、先日、こんなものをみつけました。

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ヘッドライトに照らされて、きらきらと光る交通安全グッズです。かーわいい~。

車内の交通事故死者数減少にともない、目立つ歩行者&自転車の死者数。
とくに高齢者が犠牲になることが多く、高齢者は目立つ服装を、と、呼びかけてはいるけれど。

10年くらい前、父のところに、反射するテープが町内会から配られてきました。
「靴や上着にはってください」
と、書いてあったけれど……あまりのダサさに、絶句したものです。
だって、直線のテープを貼れっていうんですよ? なんだ、それ???
夜はともかく、昼間、そんな上着をどうやって着ろと?

写真のグッズは北欧生まれ。この時期、北欧ってば本当に暗くて、
午前11時に、うっすら山の稜線が見えてきたかな~と思ったら、そのまま午後二時には暗黒の闇という状態。
そりゃ、道をあるけば危険きわまりなく、こうした安全グッズが発達するのもわかるような。

にしても、かわいい。
これ、友達の6歳&8歳キッズにあげたら、大うけでした。
やはり、普及させるには、つけたくなるようなものじゃなくっちゃね。

このグッズ、かばんや、ランドセルや、ぼうしや、ジャケットのジッパー部分や(胸でもいいけれど)、
あちこちにくっつけると、ヘッドライトに照らされるたびに、きらりん、っと光って、存在をアピでき、
すごくいいと思います~。

ドクターヘリ高速道路着陸訓練

本日は私の、47歳の誕生日です。おめでとう、私!
いやー、いくつになっても誕生日はシアワセです。
またひとつ、オトナになった気分(とっくになっているって……汗)。

今年も新たな気持ちでフットワーク軽く、がんがん出撃していきたいと思います。
そして、そんな記念日にふさわしいイベントが、誕生日プレゼントとして用意されました!
(きっと主催者は、ぜったいそんなつもりではないと思う=落ち着け、私)

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おおおっ、おびただしい数の緊急車両が集結。こ、これは、高速道路上での大事故? 

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いました、いました! 衝突事故です!
あれ、でも、車両に「事故車両」って? そうです、訓練でした。

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すかさず到着する、レスキュー隊!
ひゃー、かっこい~!←ハートマークを目から出している場合ではないぞ、私!

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つぶれたクルマにはさまれた傷病者を救出です。チェーンソー(?)を手にするレスキュー。
火花による火災を防ぐため、放水する消防隊。
警察官は、すかさず事故調査に必要な現場証拠の確保につとめます。

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マイクロバスには複数傷病者。救急隊の手により、トリアージ・タグがつけられます。
ドライバーは黄色のタグ(=重症ではないってこと)。
でも、もしかしたら腹部損傷なら赤(=すぐに治療が必要な重症)に急変する危険性も。
時間の経過とともに、チェックは必須。

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傷病者多数により、現場指揮本部も設置。応急救護所も本線上につくられます。

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空を見ろ! 鳥だ! 飛行機だ! いや、ドクターヘリだ!
ドクターヘリがドクター&ナースをつれて飛来! 
もちろん降りるのは、高速道路の本線上です。
反対側車線も、交通警察隊の手で、しっかり封鎖されています!

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消防隊の誘導により、着陸するドクターヘリ。
しかし! 
高速道路の車幅が9・5mに対し、ドクターヘリのローターブレードの直径は、10・3m。
真ん中に着陸すれば、遮音壁にローターがぶつかってしまいます。

びみょーにセンターガードレール寄りに、位置を調節するパイロット! 
ひゃー、すごーい。かっこい~!
ドクヘリを操る機長クラスになると、数センチ単位で操れるんですよー。尊敬~!

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着陸後、傷病者に向かって走るドクター&ナース。
赤い袋をもってあとを追うのは、ヘリの整備士です。
ドクターヘリの整備士さんは、ヘリの整備をするだけではなく、
飛んでいるときはナビゲーター役、地上ではドクター&ナースのアシスト役と、大活躍です。

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救急車のなかで初療開始。出血に対して輸液投与。
呼吸があぶなければ、気管挿管して気道確保。
もちろん薬を使っての治療も開始できます。
これで助かる&後遺症が減る患者さんが、どれだけいることか!

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患者を乗せて、離陸するドクヘリ!
ガードレール、遮音壁、はりめぐらされる高圧線に加え、
今日は雨模様で視界も悪いなか、プロの経験で無事に搬送完了です。

今回の訓練は、
埼玉県ドクターヘリの基地病院である、埼玉医科大学総合医療センター、
ヘリの運航会社である、朝日航洋(千葉県ドクターヘリもここ!)
東日本高速道路(ネクスコ)
埼玉県警察本部交通部高速道路警察隊(高速警察)
坂戸・鶴ヶ島消防組合消防本部
川越地区消防局(消防訓練主体機関)
以上が、参加しています。

なんたって、実際に使われている高速道路を閉鎖しての訓練。
これを実現させるためには、関係者の並々ならぬ尽力と気合があったことは、
いまの日本のタテワリ社会を見れば、容易に想像できることでしょう。

交通量の多い都市近郊の高速道路にまで、ドクヘリを着陸させるかどうかは、
これからも議論していく必要があるけれど、
少なくとも、交通量が少ない地方の高速道路上では、必要だと思っています。
だって、多数傷病者が出たら、救急車のピストン搬送では追いつかないもん。

今後、ドクターヘリが全国配備される動きのなか、
こうした訓練はとっても大事。
そして、全国に先駆けて、訓練の道筋をつけてくれた今日の関係者の方々に、
ドクヘリ応援団としては、拍手を送りたいです。

工場セミナー

快晴のなか、土曜日は、ブリヂストンの防府工場、日曜日は下関工場におじゃまし、
セーフティ・セミナーをさせていただいてきました。

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趣向をこらしたエコ&セーフティ関連のボードが、受講するみなさんをお出迎えです。

防府工場からの移動は電車。一時間に……数本という数。
これでは「公共交通機関の駅からの距離」を問うても、
実情は把握できないと思いますが、いかがでしょう、事務局のみなさん?=私信。

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下関駅前のバスロータリーには、なぜかロンドンバスがありました。

おふとんがほかほかになりそうな秋晴れのなか、
参加してくださったみなさん、ありがとうございました!
座るときは、隙間のないように。シートベルトは腰の低い位置に、ですよ~!

ダッシュで移動して空港へ。ロビーではF1中継していて、そっか、今日だったっけ。
モータースポーツ、守備範囲からはずしてからというもの、うとくなりました。