人生の無駄

人生は短いと思う。
だから無駄な時間はすごくもったいないと思う。
人によって「無駄」の定義は違うけれど、せっかちなアタシの場合は、
物を探す時間と、迷う時間。

モノをなくして、「あれどこだっけ!」って時間は、すごく無駄だと思う。
そして、どっちにしようかと迷うことも。
迷う=どちらもそれなりにいい、ということは、
結局、どっちを選んでもそこそこ満足できる、というのがアタシの結論なのだ。

ちなみに、いままで渋滞は、無駄な時間には入れてこなかった。
渋滞をさけられる仕事じゃないから、有効活用すべく思考回路が動いていたのかも。

だけど。
東北自動車道の被災者無料化で、料金所の大渋滞って、なんだそれ?
ついでに、被災証明書をもらうにも長蛇の列って、そんなことやったら当然じゃん。
この大切な時期の大切な時間を、こんなに多くの人たちのそれを、
こんなに無駄にして、なにやっているんだか、国交省&東日本高速道路。
その人たちの待ち時間を活動時間にして換算したら、
ぜんぶ無料で通したほうが、経済的にいいんじゃなくて?
ついでに、料金所の人の人件費とか、被災証明書発行の書類や人件費や、
そういうのって考えているのかしらん。

少なくとも「観光地に来てくれるだけで、ありがたい支援です!」と言っている、
東北地方の観光地の人たちにしてみれば、
一般のクルマだって、がんがん通してくれたほうが、いいだろうに。

財源確保もわかるよ。
でも、それが、いま、この東北の被災地につながっているこの道で必要なのか?
せめて一ヶ月だけでも無料にして、人や物資をスムーズに移動させるほうが、
アタシはいいと思います。

本日は、ラジオの収録でインターFMのスタジオへ。
帰宅後、たまりにたまった原稿書き。

地震と航空救命活動

地震被害の、あまりのすさまじさに愕然とする。
テレビやネット画像に伝わってくる、こうした映像があるからこそ、
都内にいる我々にも、この地震の被害状況のひどさが、実感でき、
その後の対応につながるのだと思う。

けれど。
土曜日から救出活動が本格的になっている。
千葉県からも、北総ドクターヘリが、DMAT隊を組み、被災当日に現地に入っているし、
(救命センターのドクター&ナースは、DMATトレーニングも受けた、スペシャリストたちです!)
千葉市消防ヘリ「おおとり1号」も、隊員8名で、ホイスト救助活動のため、当日、現地入り。
(この間、千葉県の安全は、君津中央病院の君津ドクターヘリと、
千葉市消防ヘリ「おおとり2号」が、守ります!
おおとり2号は、市原市の石油コンビナート火災への対応のため、24時間体制でやっています!)

今回のように、津波で陸路がまったく使えない状況になると、ヘリの機動力が発揮される。
ただ、ヘリが飛び交うと、ヘリ同士の事故や、燃料調達などの問題も浮上。
以前、DMAT出動したドクターヘリのスタッフによると、
飛行中は常時、ドクターやナースも、360度、監視しながらの気を使う飛行になり、
また、燃料補給のため、報道ヘリといっしょに、順番待ちさせられることもあったとか。

事実を報道することの大切さは、わかる。
けれど、いまのこの段階で、最優先されるのは、人命のはずだ。
ヘリの爆音で、倒壊家屋から救助を求めるかすかな声が、かきけされたということは、
阪神大震災で、学んでいるはずだろう。

ドクターもナースも、夜間は病院内での活動をするし、
機長も整備士も、安全な飛行のために、飛行時間終了後は、夜を徹しての整備を行う。
体力と集中力の戦いの最前線にいる彼らが、十分に活動できるよう、
各報道機関には、配慮を求めたい。いや、
政府は「自粛を求める」なんて、生易しいことではなく、
ニュージーランドや、ドイツを見習い、飛行禁止区域を設定するべきだ。
高速道路をはじめとする道は、緊急車両のみの通行としているのに、なぜ、空はそれができない?
日本の、航空医療への認識の低さが垣間見えるとともに、いまこそ、学ぶべきだ。

国交省で読んでくれた方! 航空局に伝えてください! 異動したKさん! よろしくお願いします!

マイレージ・ポイント

今日は朝から原稿です。
息抜きに、精算をするべく、ETCマイレージサービスのサイトを開いたら。
なぬ!
4月1日から、一般有料道路のマイレージポイントが、半分になるとな?

高速道路は、いままでどおり、50円につき、1ポイント。
一般有料道路も、そうだったけれど、4月1日以降は、100円につき、1ポイントにー!
ちなみに、一般有料道路とは、
第三京浜、横浜新道、横浜横須賀道路、東富士五湖有料道路、小田原厚木道路、西湘南バイパス……って、
あの、私、ヘビーユーザーなんですけれど?

ハイカを終了したとき「ETCカードのマイレージも、同様の割引ですから」って、言わなかったっけ、国交省?
(だけどほんとは、ポイント有効期限があるから、人によってはぜんぜん、同様の割引じゃないんだけれど)

敢えて国交省、と書くのは、私が当時、暴れたときに、なだめてくれたのが国交省道路局の担当官だったからで。

まあね。
首都高だって「なんで、マイレージのポイントがつかないんですか?」とたずねたら、
「全員に割引恩恵があるように、割引しています」って、当時の役員が、面と向かって答えてくれたのに、
その後、「社会実験」とやらは終了して、いつの間にか、700円、とられているし。
ぜんぜん、全員に恩恵なんて、ないじゃん。うそつきー。

高速道路無料化は、どうしたんだ、民主党! これじゃ、実質、値上げじゃんかー。
続けろ、首都高速の社会実験!
もとにもどせ、マイレージ・ポイント!

私、基本的に、高速道路無料化は、無理だと思っていますし反対です。
でも、言うこととやることが違うってのは、やっぱりどうよ、と思うわけです。
そんなことを考えていたら、むかついて、原稿がはかどらない=自業自得。

サザエさん

朝から原稿書き。
夕方、今週の撮影車両をピックアップしに。
さあてと。高速道路に乗るから、ETCカードをセットして……と? あれ?
がーん! お財布、忘れたしーっ??? サザエさんか、私は?

こんなこともあろうかと、免許証ケースに1000円札を一枚、しのばせてあるので、
なんとか、高速には乗れましたが……しかし。
左ハンドルのMTなときに、ETCカード、忘れなくったって……ETCのありがたさを再認識。
でも、首都高速で窓をあけたら、料金所のお兄さんが、「安全運転でね」って、声をかけてくれました。
なつかしいこのやりとり。
不夜城な編集部、徹夜明けで早朝帰宅していた20代のころ、
おじさんが「早いね! 気をつけてね!」って、よく声をかけてくれましたっけ。
ほんとは、「遅いね」なんですけど、うれしかったもんです。
ETCになって、それがなくなったのが、さみしいと思っているのは、私だけではないでしょーに。

イタリアの友人から、またまた届いた、BAIOCCHI!
スーパー「PAM」のレジ袋が懐かしいですー。