靴下の履き方

朝から取材。
取材運が、いいんだか悪いんだか、わからない状況が続いています。
でも、長期取材の後半は、「一日ひとつ新発見」が目的なので、
自分としては満足しているんですけれど。

そして、今日もたくさんのお話をうかがわせていただきました。
心にざくざく刺さる話ばかりです。
ありがとうございます!

とくに靴下の話は秀逸で、ああ、これ絶対書こう!!!
わくわくわくわく……!

丸善ジュンク堂梅田店

さて、そんな私は、昨日はとある会合のために大阪入り。
トンネルをくぐるたびに、天井がどうなっているか見て、ひやひやしっぱなしです。

そして、本日は午前中に少し時間があったため、
この夏、トークセッションでお世話になった、丸善ジュンク堂梅田店にちょこっと寄らせていただきました。

超りっぱなビルです。7階までぜんぶ、本売り場。
夢のような世界がひろがっています!

そしてなんと! 拙書を、このようにすばらしい位置に置いていただいています!
Mさん、ありがとうございます!

担当さんにご挨拶しーの、新幹線に飛び乗って、午後はHEM-Netの会議。
終了後、編集部でひと仕事。

笹子トンネル事故

亡くなられた方々のご冥福を、そして、怪我をされた方の一日も早い回復を、心からお祈り申し上げます。
でも、心の傷は、どうなるんだろう。胸がいたむ。

事故の状況と、点検補修の実態が明らかになるごとに、
あまりのずさんさに、開いた口がふさがらない。
某自動車メーカーの技術者が言っていた。

「『経時劣化の可能性もある』冗談じゃない。そんなの見越して点検するのが日常管理じゃないか。」

そのとおりだと思う。
そして彼は続ける。

「そもそも耐用年数を想定して、保守点検・部品交換・大リフレッシュ工事・供用停止などアクションを規定するもの。
こんな状態を見せられては『原発継続論』に同調するのがいかに虚しく危険であることか、自明。」

まさに、そのとおりだと思う。

高さ5mが高すぎて、打音検査ができなかったって、なに言っちゃっているんだか。
業務上過失致死ではすまされない。
法律のこと、よくわからないけれど、職務怠慢で未必の故意と同じじゃん。

どうか、この事故を機に、インフラの安全が徹底され、
二度とこんな理不尽な事故による犠牲者が出ない対策を。
犠牲になった人が命をかけて伝えてくれたことを、無にしちゃいけない。

感涙

青い鳥文庫編集部に届いた、読者さんからの手紙。
くれたのは、小学六年生の女の子です。

ご本人に許可を得ずですが、あまりに感激したので、写真アップさせてくださいませ!

手紙には、
「人はたくさんの人に助けられていること」
「日々の経験や体験は、自分のつらいときや、困ったときに救いになること」
「でもそれは、毎日を何気なく過ごしていると忘れてしまうこと」
などなど、小学六年生でも、こんなに読み取ってくれるんだと、感涙ものの内容です。

ああ、書いていてよかった……。
不肖イワサダ、これからもがんばります。
たくさん勉強して、いっぱい友達と遊んで、ちょっぴり恋もして、すてきな大人になってください!