9月スタート

関東某所某公園にて
緑のなかを歩くのは気持ちいい

原稿を、書いて書いて書いてと、
ずっとパソコンに向かっていて、
なにも考えずひたすら原稿のことに集中するのは、
写経のような気分。やったことないけれど!
原稿書き、好き。

昨日は、NHKの「あさイチ」さんに、顔写真だけ登場させていただきました。
テーマは電動キックボードです。
今、ルールが原動機付自転車と、小型特殊自動車のふたつあり(シェアはこちら)
これが混乱を招いているひとつになっているけれど、
ちゃんとルールを把握して乗りましょうと呼びかけてもらいました。
ご担当のディレクターさんがとても熱心で一所懸命で、
番組って、こういう見えないところでがんばる人がいて、
成り立つものだと改めて感じたり。

さて、今日から新学期を迎える子どもたち。
学校に行きたくなければ、行かなくていい。
学校で得るものはたくさんあるけれど、
つらくてつらくて仕方がないときに得るものなんて、ないよ、きっと。

学校は学区で分けられているから、きらいな人ともいっしょの組、いっしょの班。
でも、そんな世界はものすごく小さい。
学校を卒業したら、金魚鉢からおおきな湖に放たれるように、
海水も大丈夫なら海へも行けるわけで、
世界はもっともっと広いよ。
そこにはもっともっと、あなたと気の合う人がいるよ。

学校を卒業して自由になった君たちと、
どこかで会えることを楽しみにしています。

新刊発売

7月6日発売です!

今夏の本は、ノンフィクションではなく、
法律の本です。
交通事故、性犯罪、いじめ。
子どもたちの間にも、さまざまな犯罪があり、
法律を知ることで、自分たちを守れるようになるんじゃないか。
そんなふうに思ったからです。

もう何年も前から、企画はあったのですが、
どなたに監修をお願いするかで迷い、
そんなときに出会ったのが、
自動運転の法律を研究している、弁護士の中川由賀先生。

美人で! 優しくて! そして聡明。
本を書いているあいだも、難解な法律に苦しむ私を、
根気よく導いてくれました。
本当に感謝です!

文字を少なく、面白く。
読み物としても、一気に読めます。
大人の方もぜひ!

気もちを伝える

玉川酒造さんからのメッセージ。
読んでほっこりします。

うおぬまにある小岩農園さんでの取材をきっかけに、
毎年、私の米を作っています(播種だけとはいえこう呼ぶことは社長の許諾済み!)
そして、山田錦を栽培し、雪の下で眠らせてお酒を造るという、
私の 社長の夢が実現し、
社長のご友人である玉川酒造の若き二代目が鋭意生産中。

先日、一本、社長にいただいたのですが、通販でも入手してみました。
そうしたら、写真の素敵な手紙が!

社員一同、心を込めて。
笑顔あふれるひとときがお過ごし頂けますことを。

納品書に書かれたほんの一言。
でも、どれだけ大切に、丁寧に、飲む人の笑顔を願って作られたか、
思いがひしひしと伝わってきます。

昨年、コロナが流行り始め、飲食店が通販をはじめたころ、
有名な和食店のお肉をオーダーしたら、
お肉は桐の箱に入れられていて、たしかにとってもおいしかったけれど、
挨拶状はおろか、納品書すら入っておらず、
せめて、こうやって焼くとお店の味に近くなる、くらい、
メモを入れてくれてもいいのになとさびしく感じたものです。

私の米から作った、私の酒。
玉川酒造さんという素敵な方々にお酒にしてもらい、さらに飲む方の元に届けられ、
飲んだ方が、おいしいと笑顔になってくれると思うと、
すごくうれしい。

働くことは当然、収入を得る目的もあるけれど、
ただ単にお金を稼ぐためではなく、
だれかの幸せを思って動くと、それがお金という結果になる。

私もそんな気持ちで、本を書きたいと改めて思います。



ちゃんとやる

友人たちが福井こどもの本大賞のお祝い会をしてくれました。
紅白のおめでたさをスタイリッシュな花束に! うれしい、ありがとう。

コロナに、ウクライナ情勢。
落ち着かない日々が続きます。
少しくらい雨に濡れても、少しくらい寒くても、
ウクライナの人たちの日々を思えば、だからなに?

毎日が、ふつうに過ごせることは、本当にしあわせなこと。
平和な世界は、努力しないと保てないということも、
とてもとても感じています。

寄付をするという方法もあるけれど、
私たちがやれることは、特別なアクションではなく、
毎日を、ちゃんと生きるだけでもいいんだと思います。
ちゃんと働く。ちゃんと勉強する。
感謝して、やさしい気持ちで、まず、自分のためにちゃんと生きる。
それがめぐりめぐって、だれかの役に立てるのだと信じています。

今夏、出版を予定している本が、
校正の段階になりました。
頭から煙を出しながら書いた原稿が、
本と同じデザインになって、手元にもどってくると、
なんだかちょっと気恥ずかしい感じ。
だけど、これも、いつかきっと誰かの人生に、
ほんの少しでも役に立てると信じて、がんばって校正します!